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「詩と眞實」857号(熊本市)

 投稿者:石塚邦男・根保孝栄  投稿日:2021年 5月20日(木)17時02分8秒
  通報 返信・引用 編集済
  ・まえだかずき「М坑のハト」は、炭鉱の堅坑の入口にハトがフンをするので始末におえない話なのだが、閉山になったあと、国史跡に指定され、見学客を受け入れているという事情をバックにした珍しい話という意味合いでは評価されそう。

・今村有成「アムール」は、佐藤総理時代の青春と労働運動の次第で、女性への憧れと細胞組織活動の内情。100枚の力作は、朴訥な筆筋として好感がもてるが、人間造形がパターン化して見えるのがやや気になる。素朴な異性への憧れや恋愛感情を描きながら、労働運動の次第を作品にしたものは、半世紀前の同人雑誌でよく目にしたものであるが、現代文学は素朴なリアリズム手法では書き切れない主人公の内面描写に深入りするのが一般的である。だが、「民主文学」系列では、高い評価がでるかもしれない。評価は場によって異なるものである。

・詩作品は井本元義の短詩が印象に残った。

      「悲しみ」    井本 元義

   長患いの妻が
   布団をかぶって
   うずくまっている

   窓から差し込んでくる
   月の光の波が
   それを浮かべて
   玲瓏の海にいざなう
   静謐の果てに漂う
   美しき朽ち舟よ

             注ー詩は人の心を慰め
               読者が静かに考え
               作品を何度も読み
               味わえるのがいい

   

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