全国文芸同人誌評掲示板
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> ・年一回発刊、「胆振芸術祭実行委員会」発行。その意味では官製雑誌であるが、地域の芸術振興を目的に、胆振支庁在住者ならだれでも投稿資格がある238ページ。まずは、詩作品を取り上げてみよう。 > > 「ハナミズキ」 内城恵津子 > > みどりの風が吹く > 7月に生まれた > かわいい君へ > > 僕は 庭のハナミズキに語りかける (第一連) > > 注ー豊かなリリシズムが持ち味 > 読者は素直に抒情に浸れる > > 「イタンキ」 乾 真咲 > > 切り立った岸壁に > 水平線からの旭光が射すと > その肌は黄金色に輝き > まるで巨大な屏風絵が現れる (第一連) > > 注ー自然描写がダイナミックで > 観察眼が鋭い散文詩である > > 「花のフーガ」 三村 美代子 > > 水の簾につつまれて > 朱のいのち どこまでも明るく > 反転する陰画も洋画も ともに朱い (第一連) > > 注ー北海道を代表する女流詩人の一人で > 言葉のブレーキ、アクセルの踏み方 > が巧い。作品に色彩感覚があるのが > なかなか真似のできない自然体である > > 「残 心」 鈴木 みな子 > > 「月はすべてを欺く だって姿をかえるから」 > > そんな囁きが聞こえている > 心と心が求めあう真実の世界 (第一連) > > 注ーやや語り過ぎるところがあるが > 物語風に詩語を捉える巧みさが > > 「母の温もり」 岬 巴華 > > 母さんが茶の間に座っていた > ぼくの大好きなひざが空いていた > ぼくは「今だ」と走った > ぼくは母さんのひざを掴んだ > そしてそのまま寝てしまった > > 注ー童詩的な豊かな感覚がいい > 語り過ぎない良さがあって > 影絵のような温もりが滲む > > > 発行者 三村美代子 > 編集者 井村 敦 > > > > >
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